※この記事は2026年6月26日時点のGemini API公式ドキュメント(Google AI for Developers)の記載内容に基づいています。今後、公式情報が更新される可能性があります。
Gemini APIで画像生成にgemini-3.1-flash-image-previewまたはgemini-3-pro-image-previewを指定しているコード・アプリは、確認が必要です。Google公式のDeprecations(非推奨)ページでは、この2つのpreviewモデルについて2026年6月25日がシャットダウン日として記載されています。対応する正式版(GA版)としてgemini-3.1-flash-image・gemini-3-pro-imageが公式に案内されています。まずモデルIDの変更が必要ですが、利用している機能・対応解像度・料金などはGA版の公式仕様を別途確認してください。
結論|対象モデルとやるべきこと
対象はgemini-3.1-flash-image-previewとgemini-3-pro-image-previewの2つのpreviewモデルです。公式のDeprecationsページには、シャットダウン日が2026年6月25日と記載されています。やるべきことは、コード内のモデルID指定を、それぞれ正式版のgemini-3.1-flash-image・gemini-3-pro-imageに書き換えることです。ただし、これは「後継モデルが公式に案内されている」という事実であり、「既存コードがモデルIDの置き換えだけでそのまま動く」という完全互換性が保証されているわけではありません。後述するように、GA版には新機能の追加もあるため、置き換え後に仕様を確認することをおすすめします。
何が提供終了したのか
Googleは2026年5月28日付のGemini API公式changelog(更新履歴)で、画像生成モデルの正式版(GA版)としてgemini-3.1-flash-image(通称Nano Banana 2)とgemini-3-pro-image(通称Nano Banana Pro)をリリースしました。同じエントリの中の「Deprecation announcement」という項目で、これらの元になっていたpreview版gemini-3.1-flash-image-preview・gemini-3-pro-image-previewについて、非推奨(deprecated)であり、Deprecationsページ上のシャットダウン日が2026年6月25日であることが告知されています。
なお、同じchangelogの2026年5月25日付エントリには、別モデルgemini-3.1-flash-lite-previewのシャットダウンが記載されていますが、これは今回の画像生成モデル2つとは異なる対象です。日付を確認する際は、どのモデルに関するエントリかを区別する必要があります。
対象モデルと日程
| モデルID(preview版) | リリース日 | 非推奨告知日 | 公式記載のシャットダウン日 | 推奨移行先 |
|---|---|---|---|---|
gemini-3.1-flash-image-preview |
2026年2月26日 | 2026年5月28日 | 2026年6月25日 | gemini-3.1-flash-image |
gemini-3-pro-image-preview |
2025年11月20日 | 2026年5月28日 | 2026年6月25日 | gemini-3-pro-image |
シャットダウン日の時刻・タイムゾーン(米国太平洋時間かUTCか等)は、公式ページに明記されていません。日付のみの記載のため、本記事でも日付までの情報として扱います。
利用者への影響
公式Deprecationsページでは、対象のpreviewモデルについて2026年6月25日がシャットダウン日として記載されています。一方で、対象モデルの個別ドキュメントページ(モデル紹介ページ)は2026年6月26日時点でHTTP 404(ページが見つからない)でした。ただし、ドキュメントページが404であることは、API呼び出しそのものが全環境で停止していることを直接証明するものではありません。本記事では外部APIを実行して動作確認をしておらず、シャットダウン後に返る具体的なエラーコードやメッセージも公式には確認できていません。
なお、Gemini APIには新しい「Interactions API」と従来の「generateContent API」の2系統がありますが、公式ドキュメント上はgenerateContentも引き続き完全にサポートされており、今回の移行のためにAPIメソッド自体を変更する必要はありません。ただし、これは「APIの呼び出し方を変える必要がない」という意味であり、モデルごとの機能差(後述)とは別の論点です。
Google AI Studio利用者と有料/無料枠での影響の違いについては、公式ページに明記が見つかりませんでした。利用しているプラットフォームでの挙動が不明な場合は、後述の公式情報の確認先で最新状況を確認してください。
使っているモデルを確認する方法
- 自分のコード・設定ファイル・環境変数の中で、モデル指定パラメータ(model=など)に
gemini-3.1-flash-image-previewまたはgemini-3-pro-image-previewという文字列が含まれていないか検索する。 - 外部ライブラリやノーコードツール経由でGemini APIを利用している場合は、そのツールの設定画面でモデル名を確認する。
- 該当する場合は、文字列をそれぞれ
gemini-3.1-flash-image・gemini-3-pro-imageに置き換える。
後継モデル・移行時の確認点
GA版2モデルの仕様は、それぞれ次のように公式ページに記載されています。料金は2026年6月26日時点の公式Pricingページに掲載されたStandard料金の代表値であり、解像度や利用条件(Batch利用かどうかなど)によって異なります。最新の料金は公開時点のPricingページで確認してください。
| 項目 | gemini-3.1-flash-image |
gemini-3-pro-image |
|---|---|---|
| ステータス | Stable | Stable |
| 入力対応 | テキスト・画像・PDF | テキスト・画像 |
| 出力対応 | 画像・テキスト | 画像・テキスト |
| 入力トークン上限 | 131,072 | 65,536 |
| 出力トークン上限 | 32,768 | 32,768 |
| 料金(Standard・画像出力1K・代表値) | 1枚あたり約$0.067 | 1枚あたり約$0.134 |
| レート制限の数値記載 | 公式ページに具体的な数値の記載なし | 公式ページに具体的な数値の記載なし |
公式モデルページには、GA版gemini-3.1-flash-imageについて、0.5K・2K・4K解像度への対応拡大(デフォルトは1K)、1:4・4:1・1:8・8:1のアスペクト比追加、画像検索を組み合わせた「Image Search Grounding」機能の追加が、新機能として明記されています。つまりGA版はpreview版と完全に同一の仕様ではなく、機能が追加されている部分があります。
一方で、「preview版からGA版への移行は互換性がある」「コードの変更は不要(drop-in replacement)」といった完全互換性を示す記述は、公式ページに見当たりません。料金体系も公式Pricingページに入力・出力(テキスト/画像)・Batch利用など細かく分かれているため、コストに影響が大きい場合は出典ページで最新の料金表を直接確認してください。
まとめると、対応の基本はモデルIDの変更ですが、それだけで全ての差異が解決すると断定はできません。利用している機能・設定・料金・対応解像度などは、GA版の公式仕様を個別に確認することをおすすめします。
エラーが出た場合のチェック項目
- モデルID文字列に「-preview」が残っていないか、改めて確認する。
- APIキーの権限と、利用しているAPIバージョン(v1beta等)が現在も有効か確認する。
- 使用しているSDK・ライブラリのバージョンが古くないか確認する。
- 解決しない場合は、公式ドキュメントや公式サポート窓口で最新の状況を確認する(個人ブログやまとめサイトの情報は参考程度にとどめる)。
今後の公式情報の確認先
Gemini APIのモデルに関する変更は、今後も随時行われる可能性があります。最新情報は以下の公式ページで確認できます。
- Release notes(更新履歴):https://ai.google.dev/gemini-api/docs/changelog
- Gemini deprecations(非推奨モデル一覧):https://ai.google.dev/gemini-api/docs/deprecations
まとめ
Gemini APIの画像生成previewモデルgemini-3.1-flash-image-preview・gemini-3-pro-image-previewは、2026年5月28日付で非推奨が告知され、公式Deprecationsページでは2026年6月25日がシャットダウン日として記載されています。対応の基本は、コード内のモデルIDを正式版gemini-3.1-flash-image・gemini-3-pro-imageに置き換えることです。ただし、完全互換性は公式に保証されておらず、GA版には新機能の追加もあるため、置き換え後は対応解像度・アスペクト比・料金などをあわせて確認することをおすすめします。エラーの具体的な内容や、Google AI Studio・無料枠での挙動など公式に明記されていない点もあるため、不明点が残る場合は公式ドキュメントを直接確認してください。
更新履歴
- 2026年6月26日:記事公開(情報基準日時:2026年6月26日JST)
- 2026年6月26日:非推奨告知日(2026年5月28日)の根拠を再検証し、隣接する別モデル(gemini-3.1-flash-lite-preview)の5月25日エントリと混同しないことを確認。互換性に関する記述を「モデルID変更は必要だが完全互換性は未確認」に修正。404の扱いをドキュメントページの状態確認とAPI挙動の未検証に分離。
- 2026年6月26日:Codexレビューを受け、タイトルを「Gemini API画像生成のpreview終了|対象モデルと移行先を確認」に確定。「シャットダウンが予定されており」という未来形表現を「公式Deprecationsページに記載されたシャットダウン日」という表現に修正し、API停止を実測したような断定を避けた。モデルIDをcodeタグで統一。404説明とForum補足の重複を解消し、Forumの個別事例は本文から削除。料金数値に「Standard料金の代表値」「公開時点のPricingページを確認」という条件・基準日を明記。
公式出典
- Gemini deprecations|Google AI for Developers:https://ai.google.dev/gemini-api/docs/deprecations
- Release notes|Google AI for Developers:https://ai.google.dev/gemini-api/docs/changelog
- Models一覧|Google AI for Developers:https://ai.google.dev/gemini-api/docs/models
- Gemini 3.1 Flash Image モデルページ|Google AI for Developers:https://ai.google.dev/gemini-api/docs/models/gemini-3.1-flash-image
- Gemini 3 Pro Image モデルページ|Google AI for Developers:https://ai.google.dev/gemini-api/docs/models/gemini-3-pro-image
- Image generation ガイド|Google AI for Developers:https://ai.google.dev/gemini-api/docs/image-generation
- Pricing|Google AI for Developers:https://ai.google.dev/gemini-api/docs/pricing
- Rate limits|Google AI for Developers:https://ai.google.dev/gemini-api/docs/rate-limits
- Migrating to the Interactions API|Google AI for Developers:https://ai.google.dev/gemini-api/docs/migrate-to-interactions

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